印字とラベルと印刷による表示の違い
イーデーエムでは、「印字」で表示を行うための各種プリンタ、「ラベル」貼付で表示を行うための各種ラベラーを取り扱っております。
ここでは「印字」「ラベル」「印刷」による表示についての特長や違いをご紹介いたします。
お客様に最適な表示方法は、表示する内容や生産量・生産環境、表示に求める視認性など、さまざまな条件によって異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
プリンタによる印字
-パッケージまたは製品そのものに対する表示-
パッケージまたは製品に直接印字するので、ラベルと違って剥がれるなどの心配がありません。印刷と異なり、製品製造時などの「必要な時」に「必要な情報」を「必要な数だけ」表示することができます。印字内容、印字工程、印字対象物の素材等により最適なプリンタが異なります。
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製品製造時に決まる情報のため、包装工程またはその前後でプリンタにより印字を行うのが一般的。 |
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内容の変更頻度が高い場合や、少量多品種で袋や箱のサイズが変わらない場合には、包材を共通にして、必要な内容で必要な数だけを袋や箱に直接印字することでコストを抑えられる。 ただし、印刷やラベルに比べて、表示できる面積(プリンタの印字面積による)、使える色数(基本は1色)、表現できる情報に制限がある。 |
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ラベラーまたは手貼りによるラベル貼付
-パッケージまたは製品そのものに対する貼付-
形状や材質の自由度が高くアイキャッチ性も高く、印刷や印字ではできない表現が可能です。またプリンタでは印字できない素材や凹凸や曲面への表示も、ラベルを貼り付けられさえすれば可能です。ただし、ラベルが剥がれる(剥がされる)心配があります。
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あらかじめ印刷されている商品ラベルや一括表示ラベルなどを貼っている場合、ラベルとは別の場所にプリンタで印字を行うケースと、貼付するラベルの一部にプリンタで日付などを印字しながら貼付するケースがある。後者では、ラベル貼りと印字のための設備が1つになるメリットがある。 |
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内容の変更頻度が高い場合や、少量多品種で袋や箱のサイズが変わらない場合には、包材を共通にして、ラベルだけを商品ごとに用意することで対応できる。 |
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商品を目立たせたい場合には、商品ラベルやPOPラベルなどラベルを使うのが効果的。 |
印刷-包装フイルム・袋・箱などパッケージへの印刷-
表示できる内容の自由度は最も高く、仕上がりも美しいのが特長です。小ロットでなければ、基本的には最もコストを抑えられる表示方法です。
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製品を製造する時に分かる情報であり、かつ内容が変わる情報のため、通常の印刷での表示には不向き。 |
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製品製造時にあらかじめ分かっている情報であり、内容に変更の可能性がなければ、一定数をまとめて印刷した方がコストは抑えられる。 |
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