全画像保存のすすめ
全画像保存をご存知ですか?
印字検査機の検査では、印字箇所をカメラで撮影・取り込んだ画像を、基準画像や辞書と照合します。
取り込まれた画像は、全て消去されるか、NG画像のみを保存するなどが一般的ですが、トレーサビリティ等の観点から、検査画像を全て保存する「全画像保存」を取り入れるメーカーが出始めています。
全画像保存には、複雑なネットワーク構築や高価なサーバーの導入が必要な場合が多かったのですが、近年比較的コストが安く、簡単に全画像保存を行える機器も誕生しています。
全画像保存は必要ですか?
すでに対策をしているから全画像保存までしなくても大丈夫とお思いになられた方はいませんか?
もしも商品出荷後、印字に関する予期せぬトラブルが発生したら…。
現在の対策で本当に万全でしょうか?
一般的な対策とその課題
01
使用済みリボンの保管
- リボンの目視確認は大変。日時も個別に細かく追えない。
- リボンの長期保管による劣化や保管場所の問題。
02
NG品のみ画像を保存して排出
- 出荷した商品の画像がないため、検査時の状態が確認できない。
03
印字検査のみを実施
- 検査を実施したことを証明するのが困難。
万一の備えに全画像保存をおすすめします
検査画像を全て保存することで、日付のトレーサビリティを実現します。また、予期せぬトラブルへの対応が簡単、確実に行えます。
全画像保存を行うと…
デジタルデータだから検索性が高い
判定結果や日時情報はデジタルデータとして保存されるので、検索や抽出が簡単に行えます。
検査結果を全て残せるからより安心
全ての検査画像を残すことで、製造過程での印字の状態を全て確認できるので、万一のとき安心です。
イーデーエムの印字検査機は全画像保存機能を標準搭載!
イーデーエムの印字検査機は全機種で、全画像保存機能を標準搭載しています。USB-HDDをつなげるだけで、簡単に全画像保存が可能です。
包装現場の多様な印字検査ニーズに応える
高機能日付印字検査機「PCi500」【NEW】
スタンダードな印字検査機能に全画像保存をプラス
印字検査機「PCi300」