印字検査機
イーデーエムの提案する印字検査機
当社では、食品や医薬品業界の製造工程で行われる日付等の印字について、印字に間違いや問題がないか検査を行うための印字検査機を取り扱っております。
消費者の安心・安全への意識の高まりに合わせて日付印字にもさらなる安心・安全が求められており、印字検査と印字検査機の重要性は増しています。さらに万一に備えて全画像保存など新たなニーズも出てきました。
印字機メーカーとしての日付印字のノウハウを活かして開発したイーデーエムの印字検査機シリーズは、日付印字に安心をご提供いたします。
印字機メーカーならではの包装現場が使いやすい印字検査機
01
サーマルプリンタと印字検査機の
設定が連動
通常、印字内容の変更時には検査機も設定変更が必要です。イーデーエムの印字検査機は、弊社全機種サーマルプリンタとの連動機能を搭載。アイテムの切替、カレンダタイマ(内部時計)の同期などが自動で行われるため、設定漏れや設定ミスの心配がありません。
02
本質的な高精度を実現
イーデーエムの印字検査機は、印字間違い、印字抜け、印字欠けなど本当に防ぐべきエラーだけを識別し、過剰なエラー反応を制御することで、不要なロス品を防ぎ、生産性を維持しながら確実な検査を行います。
03
包装機組込に特化したオールイン
ワンモデル
イーデーエムの印字検査機は包装機への組み込みを想定したデザイン・機器構成となっています。包装機組込の場合、包装フイルムへの印字直後に検査を行うため、印字不良がすぐに検出されNG品を最小限に抑えられる、製品切替時でもカメラ位置の調整が不要などのメリットがあります。
04
全画像保存機能を標準搭載
イーデーエムの印字検査機は、検査画像を全て保存する全画像保存機能を全機種標準搭載。USB-HDDをつなげるだけで簡単に全画像保存を実現できます。印字に関する予期せぬトラブルへの万一の備えとして、日付印字をより安心にする機能です。
印字検査機製品一覧
日付印字検査機PCiシリーズ
カラーカメラ/カラー照明の採用や、シミュレーション検査、バーコード・二次元コード検査、2カメラ同時検査対応、全画像保存機能など多様な印字に対する検査、生産現場での高い運用性を実現する高機能日付印字検査機です。
優れた印字検査機能と包装現場での使いやすさが特長の印字検査機「PCiシリーズ」のスタンダードモデルです。全画像保存機能の標準搭載などにより、印字検査に対する包装現場のニーズにお応えします。
印字検査機とは
印字検査機とは、製品やパッケージに印字された日付(賞味期限・消費期限等)、製造所固有記号、ロット番号などに対して、印字の有無や、印字の欠けや抜け、印字間違いなどを検査するための装置で、文字検査装置とも呼ばれます。
従来、人の目による確認(目視)などで印字の検査が行われていましたが、より確実な検査のために、目視など人手による検査ではなく「印字検査機」による検査を行うことが増えています。
高まる印字検査の重要性
昨今、偽装表示、異物混入など安全性について信用を揺るがすニュースが世間を騒がせることが続いており、消費者は何を信用して製品を購入してよいか不安になっています。そのため、食品や医薬品業界の製造工程において、日付印字にもさらなる安心・安全が求められています。
印字検査機導入のメリット
目視など人手による検査には人的要因によるミスのほか、問題点が多くあります。印字検査機の導入はそれらを解消するだけでなく、検査機ならではのメリットももたらします。
【問題点の解消】
- ・人的要因によるミスの排除
- ・人員の削減
- ・検査員の過度のプレッシャーの解消
【検査機ならではのメリット】
- ・人手で難しい判別も可能
- ・製品の裏面等、目視検査ができない箇所の検査が可能
- ・画像保存をすることにより証明が残せる
- ・一定の判定基準での安定した検査が可能
さらなる安心のための全画像保存
印字検査機導入のメリットの一つに「検査画像を保存することで証明を残せる」というものがあります。
製品出荷後に印字に何らかの問題が発生した場合、検査画像が残っていなければ、印字検査をした事実も、出荷時の状態も確認することができません。万一の予期せぬトラブルに備えるために、検査画像を全て保存する「全画像保存」への注目が少しずつ高まってきています。
全画像保存には従来高価なサーバや複雑なネットワーク構築が必要でしたが、より手軽に全画像保存を導入できる機器が出てきており、イーデーエムの印字検査機にも全画像保存を標準搭載したモデルをご用意しております。
印字検査の後工程―印字不良品の排出機構の設置
印字検査の後工程として、生産ラインに下記のような排出装置を導入すると、ラインを停止することなくNG製品を排出することができます。
連包排出
(包装機のオプション機能)
NG製品を中心に前後製品をカットせずに連なった状態にすることで、下流ウェイトチェッカで排出します。
エアジェット排出
包装機出口や下流コンベヤに設けられた、エア吹き出し口からのエアジェットにより排出します。
アーム排出
アームによる払い出し排出。信号のシフト組で、NG品のピンポイントの排出も可能です。