手書きでのナンバリングを直接印字に置き換えた事例
(部品メーカーH社様)
【Case09】
受注生産している部品の梱包に規格袋を使用している。
トレーサビリティのため通し番号を手書きしているが、
人手がかかり困っている…
01
お客様の課題
受注生産で特殊な部品を製造しており、梱包に無地の規格袋を使用しているが、次のことで困っている…。
- 部品の梱包には無地の規格袋を使用している。受注生産品で発注元以外に出ないため、製品名などの表示は不要だが、トレーサビリティのために部品に通し番号をつけており、袋にもその番号を手書きしている。
- 作業量は1日に1000枚以上と多く、人手がかかるうえ、繰り返し手書きすることで作業者の身体的負担にもなり困っている。
02
イーデーエムのご提案
通し番号を卓上サーマルプリンタ「THP600シリーズ」でダイレクト印字することをご提案。
手書きされているのは001から始まる3桁の通し番号だが、THP600シリーズは9桁まで対応可能なナンバリング機能を搭載しており、上位桁の0印字の有無も設定できるため、問題なく通し番号が印字できる。
また生産数が多いため、袋の自動供給機により印字作業を自動化することを合わせてご提案した。
03
お客様のご評価
THP600シリーズと袋の自動供給機により、通し番号を入れるための印字作業の多くを自動化することができ、満足している。
- 作業者は、自動供給機の供給テーブルに袋を設置し、スタートボタンを押すだけ。袋の補充は必要だが、印字中はほとんど人手がかからず、他の作業を行うことができている。
- 手書きでは、番号が重複するリスクや数字の読みづらさなどの課題があったが、機械化することで、誰がみても判読しやすい通し番号を確実に印字できている。手書きによる作業員の身体的負担もなくなり安心している。
この事例に関する製品・お問い合わせ
卓上サーマルプリンタ「THP600シリーズ」
THP600シリーズ用 空袋自動供給機「VF601」