内容量とJANコードを直接印字に置き換えることで
多品種小ロット生産の包材を統一化した事例
（加工野菜製造メーカーD社様）
【Case04】
特注の印刷袋を使っているが、多品種小ロット生産のため、
包材の在庫管理が大変。在庫スペースの余裕もなくなってきた…
01
お客様の課題
加工野菜を製造しているが、多様なライフスタイルに対応するため製品点数が年々増えている。現在、特注の印刷袋を使っているが、次のことで困っている…。
- 同じ製品でも内容量違いをラインナップするなど、多品種小ロット生産が進んだことで、印刷袋の種類が増え、包材の在庫管理に手間と時間がかかっている…。
- 印刷袋はロット注文のため、少量生産品でも余分に作らざるをえず、包材を過剰に在庫することになってしまう…。
- 製品点数の増加に合わせ、包材の在庫スペースが拡大しており何とかしたい…。
02
イーデーエムのご提案
印刷で行っていた一括表示の一部を卓上サーマルプリンタ「THP600シリーズ」でのダイレクト印字に切り替えることをご提案。
D社様は、内容量のみが異なる製品はサイズ等が同じ規格の袋を使用されていたので、情報の異なる箇所（内容量とJANコード）は印刷せずに「THP600シリーズ」で直接印字し、包材を統一化することをご提案した。
またトータルの生産量が多いため、袋の自動供給機をセットでお使いいただくことをおすすめした。
03
お客様のご評価
内容量違い（100g、120g、150g）の製品では、3種類あった印刷袋を1つに統一化することに成功。種類が減ったことで包材の在庫管理がしやすくなり、発注漏れ等のミスも激減した。必要な内容を必要な数だけすぐに印字できるので、共通の印刷袋さえあれば、生産量の急な変化にも対応しやすく助かっている。自動供給機により、印字作業も現場の負担なく行えている。
- 印刷袋の種類が減ったことで、袋の印刷コストが削減できた。
- 小ロット生産品などで起きがちだった包材の過剰在庫がなくなり、在庫数が適正化されたことで、在庫スペースに余裕がうまれた。
この事例に関する製品・お問い合わせ
卓上サーマルプリンタ「THP600シリーズ」
THP600シリーズ用 空袋自動供給機「VF601」
